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Hello! Reds OB
「都築 龍太さん」後編


こんにちは。
浦和レッズ後援会です。
今月の「Hello! Reds」は、
浦和レッズOB都築龍太さんです!!!

先週配信した前編に続き、今日は後編インタビューをお送りいたします!

後編は現役時代のエピソードや3月よりOB会会長に着任されこれからのOB会についてなどをお伺いしました。

引き続きお楽しみください♪


©URAWA REDS

◆怪我と闘った優勝シーズン
――一番印象に残っている試合は?
「2006年シーズン2007年1月1日天皇杯決勝のガンバ大阪戦」 です。 Jリーグを優勝した2006年シーズンでしたが膝の怪我で出場機会もあまりありませんでした。雰囲気が絶好調でリーグ優勝した瞬間チームは喜んでいるけれど自分はその輪に入ることができなかったし、入りたくありませんでした。
ぶっちゃけ他のチームに出ようかなと考えていて代理人とも話をしていました。

そんな中で出場機会を与えられたのは天皇杯決勝でした。
レッズの海外組や怪我人はみんな帰っていたけれど、ガンバはリーグ最終節で僕たちレッズに1-0で負けていたので、本気で臨んできました。その試合で見事優勝することができ移籍することはやめることにしました。
僕自身あまり感情がないためその他の試合で印象に残っている試合は少ないです。
そんな中で、記憶に鮮明に残っているのであの試合は一番良かったのではないかな。

ギド(ギド・ブッフバルト監督)が使ってくれたということも良かったなと思います。いい奴だったんで(笑)

――現役のときには言えなかった秘話…などありますか?
今でも言ったらダメなことばかりがいっぱいあって選べないな…(笑)

2006年シーズンを怪我で離脱し、レッズもずっと負けなかったので出場機会も無くなっていました。
怪我も回復いした後の、マリノス戦ではずっとスタメンだったギシ(山岸範宏選手)が風邪をひいたためにその前日に急遽出場することになり、久しぶりの試合でしたが1-0で勝利することができました。

その次の試合が名古屋戦でギドに呼ばれ、「二人のどちらを使うか悩んでいるからモチベーション高く練習を頑張ってくれ」と言われその言葉通り、一週間一生懸命頑張ったんです。
そうしていると試合直前の金曜日にも呼ばれ、「やっぱりギシで行く!」と告げられたので、「もう俺に喋り掛けんな、俺のことは気にせんでいいから勝つために頑張ってくれ」と言いました。

横にいた尚史さんは(土田尚史GKコーチ)「おいっ!」って言っていましたけど、これは良い話ですからね(笑)

今思えば、だから天皇杯で使ってくれたのかもしれない(笑)

この話以上のこともいっぱいあるけれど、絶対話せません…。

©URAWA REDS

◆浦和レッズ選手OB会リスタート
――浦和レッズ選手OB会とはどのような組織なのですか?
浦和レッズ選手OB会は1日でも1年でも浦和レッズに所属した選手は引退していなくてもチームから離れると入会することができます。今年から会長になったこともあり、会員の人数はまだ正確にはわかっていませんがLINEグループの人数は90名近くいます。そこにいるみんなが入会することが目標です。まず、会員の人数を把握しないといけないなと思っているところです。 そして新しくなったということもあり、これを機に約束事を決めて周知していきたいと思っています。 活動目的は「浦和レッズができない部分を補う関係」つまり、Give&Takeです。レッズがやってほしいことには協力し、僕たちがやりたいことには協力してもらうという関係性を築いていこうとしています。 もちろん、後援会さんとも連携を取っていくつもりです。

――OB会長として、これからどのような活動をしていきたいですか?
浦和レッズに所属した選手がレッズにいてよかったと思えるようなOB会にしていきます。

今後それを実現するような活動を始める予定です。
積極的に関わってくれる人から遠方にいる人もいるため関わり方は難しいのですが、そこをないがしろにせず多くのコミュニケーションを取り、言われたことに対してしっかり応えるなど、みんなから出る様々な意見をまとめることがOB会長の役目だと思っています。

――「浦和レッドダイヤモンズがホームタウンにおいてさらに人々に愛される存在になることへ貢献する。」(OB会HP引用)というのは後援会が掲げるものと似たようなところがあります。OB会を通じて浦和の街をどのように変えていきますか?
地域貢献というのはどちらかというとOB会は苦手な分野です。
後援会やクラブと一緒に活動し連携をとっていきたいと思っています。後援会が機会を作り、OBが協力する。子供からシニア世代まであらゆる分野にOB会も積極的に参加していき、後援会とも良い協力関係を築いていきます。

今はスポンサー様から受けている仕事と、年に1回のOB戦は既に準備を始めていますが、何かもう一つ企画があればいいなあ…と悩んでいるところです。参加するメンバーも固定化されてきてしまい、現在レッズに関わっている人も多いため、レッズと何かをすることは難しい場面もあるのかなとも思っています。
ですが、良いことはたくさんやりたいです!どんどんやっていきましょう!

――昨年は後援会主催のフットゴルフイベントに参加いただきました、初めてのフットゴルフいかがしたか?
参加する前は絶対余裕だと思っていたからとても難しかったです。レッズランドでのイベントに参加した後、改めてコースにラウンドしに行きましたが、やはりめちゃめちゃ難しかったです、ティーショットが難しい(汗)キックはゴロばっかりだったり、なかなか入らなかったりと…まずビューが全然違いますよね。

ですがとても面白くとても良い経験でした。楽しかったです!またイベントに参加しに行きます!

――都築さんが所属していた時のレッズと今のレッズとの違いといえばなんですか
僕が加入した2003年は「本気でタイトルを取るんだ!」という時だったためレッズは右肩上がりでした。 自分としては、結果も出しチームにも馴染み初めました。一方では練習も厳しかったしプレー中の喧嘩も多かったです。今と比べると戦術では弱かったけれど、強さでいうと相当強かったと思います。

世代交代をしていく際にレッズとしてどういったサッカーをするかを見い出せず、あまりうまくいってなかったので崩れてしまったように感じます。サッカーに一貫性がありませんでした。最近からようやくクラブが浦和レッズとして3年計画でのサッカーをしていくことを示し、それに見合う選手や監督を取ってくるようになるのではないかと思っています。
“クラブは設計”、“監督は建築”という関係が取れてきたのではないかと見ています。
設計がずれていたら建築は崩れてしまうと思うんですよね…

このスタイルを継続していこうとする浦和レッズにはこれからも期待です。

――浦和レッズの魅力を教えてください。
2003年の加入当初に実感したけれど、とにかく街全体が熱い!!!!
今の浦和レッズは地域と一緒になりみんなレッズが大好きという街に支えられています。
あとは結果!
結果が付いてくると必ず何かと全部いいことばっかり起きてくるはずです。

――後援会の皆様にメッセージをお願いします!
OB会としても後援会、レッズと協力しながらいい相乗効果をもたらせるようやっていきたいと思っています。
OB会の中でも後援会のことをよく知っているメンバーもいるしお互い良いコミュニケーションを取っていきましょう!また、レッズも交え良い協力体制を整えていき、いい結果が出るよう共に頑張っていくのでよろしくお願い致します。


以上、浦和レッズ選手OB都築龍太さんのインタビュー後半でした!


インタビューの中では笑いが起きることも多々あった都築さん、今後も様々な立場で浦和レッズを支えていってほしいです。

後援会もOB会との連携を強化していきますので、みなさんもお楽しみに!

ぜひ、浦和レッズ選手OB会ホームページもご覧ください★
https://www.urawareds-ob.com/



最後までお読みになりありがとうございました。