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Hello! Reds「松本晃弘」


こんにちは。
浦和レッズ後援会です。

今月のHello! Redsは、
浦和レッドダイヤモンズ株式会社 マーケティング本部
広報・メディアプロモーション担当 主任
松本晃弘さんです!!

松本さんは浦和レッズのホームページやSNSをはじめとした浦和レッズに関する全ての情報発信に携わる広報担当のクラブスタッフです。

インタビューを開始するやいなや選手から電話がかかってくるような、チームと密接に関わるお仕事をされている松本さんに、広報のお仕事や選手の裏話をたっぷりと聞いてみました!



◆浦和レッズの広報・松本さんのお仕事

――はじめに、松本さんのお仕事について教えてください。広報・メディアプロモーション担当とのことですが、どのようなお仕事をされているのですか?

 チーム周りの取材の管理や、内外のメディアを通してチームの魅力を伝えるような仕事をしています。様々なメディアを通して、クラブをより多くの人に共感してもらったり、良いなと思ってもらい、好きになってもらう。そしてそれをクラブの好感度やスタジアムへの来場といった形でチームに還元していくことが広報の仕事です。
 もちろん選手などのチーム広報だけでなく、企業の広報としての役割も担います。

――シーズンオフ、キャンプ、シーズン中など、チームは1年の間に様々なスケジュールで活動すると思いますが、松本さんはどのようなスケジュールでお仕事をされていますか?

 チーム広報は年明けの必勝祈願からチームに帯同し、キャンプにも行きます。キャンプは選手はもちろん大変ですが、スタッフも憂鬱になっちゃうくらいすごくハードなんです(笑)朝のミーティングも、昼の練習も、夜の打ち合わせもずっとチームと一緒だし、開幕が近い時期なのでオフィスでやるような仕事もキャンプ地に持って行ってやらないといけない。なので作業のボリュームはすごいです(笑)
でも、選手たちは一生懸命練習していますし、それを取材してくれるメディアの方もたくさんいらっしゃいます。レッズを誘致してくれたキャンプ地の方々も応援してくださいます。なので、本当に楽しく充実したキャンプを過ごせています。
 シーズン中の仕事は簡単に言えば、試合に向けて盛り上げること、試合後のレポートをすること、といったところです。試合に向けた雰囲気づくりについては、今年はコロナウイルスの影響によってやり方を大きく変えざるを得ず、試行錯誤がたくさんありました。

――コロナ禍で見せ方が変わったところもありますよね。インスタライブだったり、YouTubeを使った発信だったり。

 そうですね、そういった情報発信は今まであまりやってこられなかったので。コロナ禍においては、今までならスタジアムでできていたことも、パートナー企業を訪問してできていたこともできなくなってしまった。だからこそ広報が、会社や様々な部署のニーズを吸い上げて表現することの重要性が増し、広報に課せられる期待も役割も大きくなったかなと思います。
 リーグが中断していた間は、インスタライブや阿部選手の防災無線(さいたま市内で放送)など本当に色々なことをやらせてもらいました。もちろん自分だけではなくて、様々な部署や選手と話していろいろなことにトライできました。


◆リーグ中断期間の選手の姿とは?

――「選手と話していろいろなことにトライできた」というお話がありましたが、選手からも何かやりたいという声があったのでしょうか?

 それが本当にすごかったんです!選手たちの中からも「俺たちも何かしたい」という話がたくさんでてきました。
浦和レッズの選手たちは、プロサッカー選手として地域に貢献したり人の役に立ちたいという思いが強い選手たちなので、皆しょっちゅう連絡をくれました。宇賀神選手や岩波選手や鈴木大輔選手みたいに自分で動いて何かをする選手もいれば、広報をはじめクラブスタッフのミーティングに参加して意見をくれる選手もたくさんいました。例えばオンラインで会議をしている中に、山中選手がいたり、長澤選手がいたり、みたいな。他にも本当にたくさんの選手がいろいろな話をしてくれて、めちゃくちゃ助かりました。
 そういうアクションをクラブからではなく選手からしてきてくれたことがありがたいですし、選手とクラブの距離がぐっと縮まりました。

――コロナ禍においてもポジティブな出来事ですね。

 そうなんです!めちゃくちゃポジティブでした!普段だったら練習して疲れているところにこういったお願いはしづらいけれど、コロナ禍だからこそ一緒にミーティングをしたり企画を考えたりということができました。例えばテレビ会議ツールを使ったイベントなんかは、岩波選手、長澤選手、槙野選手たちと一緒に作っていったものです。
本当に、みんなめちゃくちゃポジティブに色々やってくれたと思います。やりたいのにできない企画もあったりして、そういう選手たちのポジティブな姿を広報として上手く伝えきれているのかというのが不安なくらいでした。本当に良いマインドを持っている選手たちだなということをすごく感じました。


◆「クラブハウスに来るのが一番早いのは、断トツで大槻監督。」

――チームと関わることが多い広報担当だからこそ知っている選手のエピソードはありますか?

 先日マルティノス選手が取材を受けたんですけど、取材が終わった後にライターさんから電話がかかってきて「マルティノス選手、めちゃくちゃ怒っていたみたいなんですけど…大丈夫でしたか?」と聞かれて。心配になって確認してみたら、通訳曰く「いや、普通でした。」とのこと。
何があったのかというと…。
マルちゃんって、試合中は熱くなったり喜んだりと結構リアクションが大きいじゃないですか。なのでライターさんはそのイメージで取材に来てくださっていたんです。でも取材中のマルちゃんはめちゃくちゃロートーンで、声も小さくて、やる気がないような感じだったらしく、それで怒っているのかと心配になったみたいで。  
でも、ロートーンなマルちゃんって、実は普通のマルちゃんなんです(笑)
彼はものすごくマイペースで、例えば試合後に皆が帰る準備をしてさっさとバスに乗り込んだ後でも一人でゆーっくり支度をしていたり、朝が弱いらしく練習も結構ギリギリに来ていたり(笑)
なので取材時も、怒っていたわけでもやる気がなかったわけでもなく、たまたまマッサージ後に取材を受けたのでリラックスモードになっていただけだったようです(笑)

――意外な一面ですね(笑)マルティノス選手は朝は遅めとのことですが、逆に早いのは誰なのでしょうか?

 阿部勇樹選手はいつも早いです。彼より早い選手はなかなかいないですね。
 あ、でも大原(クラブハウス・練習場)に来るのが一番早いのは、断トツで大槻監督。朝5時くらいにはクラブハウスにいて、ずっと試合を見ていますし、ずっとサッカーのことを考えています。そういう行動があるからこそ監督がチームのことを一番よく分かっていると思いますし、それをサポートするのがクラブスタッフの役目だと思っています。


◆「浦和レッズ」というクラブにしかできないこと。

――クラブスタッフという立場から、浦和レッズをどのようなクラブにしていきたいですか?

 私は代表取締役ではないので個人的な意見にはなりますが、浦和レッズは日本サッカーにおいてリーディングクラブであるべきだと思います。浦和レッズは日本を代表するクラブですし、独自性があり、浦和レッズにしかできないことがある。
私は浦和レッズに入社する前はJリーグの組織(現:株式会社Jリーグ)で働いていましたが、その当時「浦和レッズがいるから助かっている」ということがたくさんありました。だからこそ、浦和レッズは浦和レッズのことだけを考えていてもダメだと思っていて、もう少し広い視野で日本のサッカーやアジアのサッカーを引っ張っていくようなイメージをクラブとして持つべきだと考えています。それはもちろん浦和レッズ自身を良くすることにも繋がると思います。
チームの強さ弱さではなくて、クラブとしての力。例えば広報の力とか運営の力とか、グッズ一つもそうですが、そういう一つ一つが日本を代表するものになるように、一つ一つのクオリティを上げていきたいなと思います。

――最後にファンサポーターに一言お願いします。

 いつもサポートしていただき本当にありがとうございます。浦和レッズをメディアを通して見ることはたくさんあると思いますが、その全てに喜んでいただけているとは思っていません。不満もたくさんあるかと思います。広報としてしっかり仕事に向き合い、世の中を明るくするようなニュースをたくさん届けたいと思いますので、スタジアムで、そして浦和の街で、浦和レッズの文化をサポートし続けていただけるとありがたいです。引き続きよろしくお願いいたします。


以上、浦和レッズ広報 松本晃弘さんのインタビューでした!

非常に気さくな方で、選手の裏話や仕事への想いを次から次へとたくさん話してくださり、記事をまとめるのが大変でした!(笑)
松本さんら広報スタッフが届けてくれる明るいニュースを期待して、浦和レッズを熱く応援していきましょう!!