INFORMATION
後援会からのお知らせ
【主催】浦和レッズ後援会、浦和レッドダイヤモンズ
【後援】さいたま市
【運営協力】NPO法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)
【会場】埼玉スタジアム2002 クラブハウス
【プログラム内容】
①室内体験研修
②軽食懇談会
③浦和レッズホームゲーム観戦
2025年7月23日(水)、埼玉スタジアム2002クラブハウスで、新しい試みとなる企業研修プログラム「REDSビジネス研修プログラム2025」を行いました。
「REDSビジネス研修プログラム2025」は、NPO法人日本ブラインドサッカー協会(以下JBFA)が事業展開する企業向け体験型研修に、ホームゲームの試合観戦など、浦和レッズの要素を組み合わせたユニークな研修プログラムで、浦和レッズを通じた人材育成や組織力向上に寄与するものです。
初開催となった今回は、浦和レッズのプレミアムパートナーであり、浦和レッズ後援会の法人会員でもある日清建設株式会社の社員18名が参加しました。本格的な研修に入る前に、浦和レッズ後援会中村修三専務理事が「今日は、浦和レッズと共催する『REDSビジネス研修プログラム2025』の第1回目となります。このプログラムを通して、主にチームビルディングを学び、体感することで今後の業務などに生かしていただければと思います」と挨拶。
続いて、日清建設株式会社代表取締役ならびに浦和レッズ後援会の代表理事を務める猪股和則理事長より「私も以前、この研修プログラムを体験会で受講しました。ボールなどが置いてあるのでサッカーという競技をするのかと不安に思うかもしれませんが、プレーをするのではなく、ブラインドサッカーを通してチームワークやリーダーシップについて体感し学ぶものです。特にチームビルディングに特化した研修が数少ない中で貴重な体験になりますし、レベルアップにつながるような研修になればと思います。体験後には試合観戦も待っていますので、一緒に楽しみながら進めていきましょう」と言葉がかけられて、本格的な研修が始まります。
まずは講師となるJBFAの岡村康平さん、元日本代表でブラインドサッカーチーム埼玉T.Wingsに所属している加藤健人選手からブラインドサッカーについて研修内でのポイントが伝えられます。その中では加藤選手がアイマスクをして実演。的確にボールを蹴ったり、ドリブルをしたりする姿に「音で聞き分けているのがすごい」「ボールを扱うのがうまい」と受講者も驚きを隠せない様子です。同時に「これができるのかな?」と不安な言葉も聞かれました。
ただし、今回の研修で目的とするのは、ブラインドサッカーをプレーすることが目的ではなく、「コミュニケーションを図りながらそれぞれが個性を発揮し、チームとして生かしあうことで成果をあげる」(JBFA資料抜粋)こと。ボールを上手に蹴ることではなく、どのような声をかけていくか。どのようにコミュニケーションを取るかを考えて実践していくプログラムになっています。
さっそく受講者は、アイマスクをして真っ直ぐ歩いてみることに。「方向感覚が全くわからない」「こわい」と声が上がります。
様子を見ていた岡村さんや加藤選手から「たくさんの人がいて、たくさんの声や拍手が上がると、誰に対しての指示かわからなくなります。名前を読んであげるなど、誰に対しての指示か。安心できる声かけが大切です」とアドバイス。
次に取り組んだのは「見えないものの見える化とその伝え方」をポイントとしたさまざまな動作を行うプログラムです。
たとえば、「屈伸と言葉で伝えても、世代や国籍が違うと伝わらないこともあります。誰に伝えるか。相手のことを思いやりながら、考えながら伝えることが大事です」と岡村さん。加藤選手も「アイマスクをしている人も声を出してOKです。わからないことなどを、お互いに言える雰囲気づくりが大事なので、意識していきしょう」とアドバイスを送っていました。
このように①ひとつのプログラムを実践②岡村さん、加藤選手からフィードバック③二度目の実演に入るため、一度目ではうまくいかなかったことも、二度目ではしっかりと改善されていきます。さらに、休憩時間などでも「こうしたらいいよね」「具体的に言うほうが伝わりやすい」といったように受講者が自然とコミュニケーションを取る様子が見られました。
チーム形式で行われた後半のプログラムでは、前半で伝えられたポイントを受講者が上手に取り入れて進められます。
特に生かされていたのはゲーム形式のプログラムで、回数を重ねるごとに声のかけ方、音の出し方に大きな変化が。
「45度の角度で右方向に進んで!」「次は8時の方向へ」など、具体的でわかりやすい指示が飛ぶようになり、チームワークも高まり大きな成果となっていました。
最初こそ不安そうな受講者でしたが、岡村さん、加藤選手の丁寧なレクチャーやアドバイスに耳を傾けながら、最後は夢中になって取り組んでいた「REDSビジネス研修プログラム2025」。額に汗をにじませながらも、たくさんの笑顔やハイタッチシーンが見られる充実したプログラムになりました。
研修を終えて受講者は「ブラインドサッカーを用いた研修と聞いて『どうなるのかな』『できるのか』と最初は思っていました。でも、実際にみんなでやってみると、すごく楽しい。アイマスクをしての体験で伝え方も大切さにも、改めて気づきました。日常でも『ちょっと』『あっち、こっち』と言ってしまいがちですが、それでは伝わりにくい。的確な指示をすることでわかりやすくなり、進むことがたくさんあるので、今日の気づきや学びを今後に生かしていきたいですね」と教えてくれました。
加藤選手も「日本代表や埼玉T.Wingsでプレーをする中で信頼関係は大切だと感じます。それには良質なコミュニケーションを取ることが必要で、自分を知ってもらい、相手を知ることも、とても重要です。今日の研修では『この人はこういう人なんだ』と知るきっかけにもなったと思いますし、自分自身を知る時間にもなったのではないかなと感じました。今日気づいたこと、感じたことを今後に生かしてもらえたらうれしいです。本日はありがとうございました」と振り返っていました。
様子を見守っていた浦和レッズの田口誠代表取締役社長は「普段は、言葉や表情に頼って伝えている部分もあると思いますが、私自身も、以前この研修プログラムの体験会に参加し、その意識が変わったことを実感しました。みなさまにもそう感じていただけたらうれしいです。今後も、この実りある研修の普及を浦和レッズも一緒に取り組んでいきますし、研修後の試合観戦では楽しんでいただきながら熱い応援を、よろしくお願いします」と、今後への思いについても、改めて口にします。
お互いをサポートしながら声を掛け合う場面が多々見られた第1回目の「REDSビジネス研修プログラム2025」。充実の研修体験後には軽食懇談会をはさみ、明治安田J1リーグ 第21節 浦和レッズvs湘南ベルマーレの観戦を経て、全工程が終了しました。
今後も、浦和レッズ後援会ではホームタウンであるさいたま市とも結びつきが強いブラインドサッカーと手を携え、より活発な地域交流を育みながら、企業が抱える課題解決の一助となる「REDSビジネス研修プログラム2025」を推進していきます。
※「ブラインドサッカー🄬」はNPO法人日本ブラインドサッカー協会の登録商標です。