INFORMATION
後援会からのお知らせ
2025年10月13日(月・祝)、レッズランドで、誰もが全力で楽しめる「レッズランド全力大運動会2025」を開催しました。

◆開催概要
【主催】一般社団法人レッズランド/一般社団法人浦和レッズ後援会
【協賛】レッズランド育みパートナー(埼玉工業株式会社、埼玉田中電気株式会社、日清建設株式会社、社会福祉法人まあれ愛恵会、一般社団法人さいたま市私立保育園連絡協議会、株式会社ナグラ興産、株式会社サイオー、関東図書株式会社、積田冷熱工事株式会社、一般社団法人さいたまスポーツコミッション、酒蔵力浦和本店、株式会社浦和花見、株式会社博愛社、株式会社アストン、シン建工業株式会社、一般社団法人浦和レッズ後援会、株式会社ロイヤルコーポレーション、アイル・コーポレーション株式会社、株式会社別所不動産、株式会社内田緑化興業、中島建工株式会社、株式会社積田電業社、株式会社そらまめキッズツアー、サイデン化学株式会社)
【協力】浦和レッドダイヤモンズ、浦和ラグビースクール
◆日時
2025/10/13(月・祝) 10:00~16:00 (受付9:00~9:30)
午前の部:9:40~12:00
午後の部:13:00~16:00
◆場所
レッズランド・人工芝サッカー場
台風などの影響により開催が危ぶまれていた「レッズランド全力大運動会2025」。迎えた当日は、雲間から光が指し、気温も上昇する気持ちの良いお天気となりました。
今回の「レッズランド全力大運動会2025」は、さいたま市在住のご家族を中心に、大人211名、子ども243名が参加。「全力!」を合言葉に、終始、レッズランドに明るい笑顔が広がる1日を過ごしました。

「レッズランド全力大運動会2025」は、参加者が4組(赤、黒、白、黄)に分かれて、8競技に挑み、優勝を目指します。まずは入場行進からスタート。全員の元気なかけ声が響く中、特別ゲストとしてレディアファミリーが勢ぞろいし、行進する参加者を送り出します。このサプライズには、大人も子どもも大興奮。うれしそうな笑顔が広がる中、各団長・副長の紹介、ラジオ体操などを行った開会式を経て、いよいよ競技へ。
各組の構成は、赤組は浦和レッズのスタッフなどが中心となって参加者を支えます。黒組はレッズランドのスタッフが、白組は浦和ラグビースクールのメンバーがサポート役となりました。浦和レッズ後援会は、最も参加組数が多かった黄色組で、この大所帯を率いる団長は佐野泰弘運営委員、副長は石井貴朗運営委員です。
団長・副長が「黄色組が優勝できるように、みんなでがんばろう」と声をかけると、チームの士気が一気に高まり、第1競技「全力決起集会」にチャレンジ。チームが一致団結しているか、元気な声が出ているかなどを争います。

黄色組は、大きく元気な声が出ていましたが、他組も負けじと熱い声が。各組のテンションが高まり、レッズランドが熱気で包まれたところで、身体を動かす本格的な競技が始まりました。
第2競技は玉入れ。子どもたちが中心になって、どんどんカゴに入れていきます。1回戦は、高さのあるかごに投げ入れられる子どもたち。2回戦は、未就学児など直接、かごに投げ入れられない子どもたちが大人と協力し、肩車や抱きかかえられながら玉を入れます。

大人が子どもたちにボールを渡す、未就学児を子どもたちがサポートするなど、団結力もました玉入れ。4回戦のうち、黄色組は1位を獲得する場面もあり、大盛りあがりとなりました。
続いて、第3競技はジャンボバトンリレー。大人と子どもがグループを組み、大きなバトンをリレー形式でつないでいきます。子どもがバトンを落としてしまうと減点となるため、大人は子どもたちをサポートしながらも、猛ダッシュ。「がんばれ!」と全力応援の声に包まれて、フィニッシュを目指しました。

第3競技を終えて、午前の部が終了。1位は黒組&白組が38点。黄色組は34点で3位、赤組が29点で4位となりました。結果に歓声が上がっていましたが、同時に子どもたちは、まだまだ元気いっぱい。「もっとやりたい!」「走りたい」と声が飛び交います。そんな子どもたちに、さらなる全力で参加してもらおうと用意したのが、2つの自由参加競技です。
中でも、盛り上がったのは天然芝グラウンドを裸足で走る「パン食い競争」。未就学児も参加OKで、みんながパンを目指して全力ダッシュ。はじめてパン食い競争に挑戦する子どもたちもおり、みんなが夢中になっていきました。


パンを付けているヒモがクルクルと回ってしまったり、なかなかパンが取れなかったりという様子もありましたが、最後まであきらめずに、果敢にチャレンジ。「このパンが取りやすそう!」「こっちが取れるよ」と、子ども同士が声をかけたり、取りやすいように一緒に工夫をしたり。明るい笑い声とともにたくさんのコミュニケーションが生まれ、新しいお友だちや仲間と出会う楽しい時間にもなっていました。
本気で挑んだ「パン食い競争」のあとは、ランチタイム。今回も浦和レッズ後援会やレッズランドの各イベントでもおなじみの「さいたまこども食堂キッチンカー」が出店。お惣菜やたこ焼きなど、すぐに食べられる品々に加え、お菓子や野菜などのサービスも。出店後すぐに行列ができるほど、大盛況となりました。

自由参加競技「全力だるまさんが転んだ」をはさみ、いよいよ午後の部へ。第4競技「超全力応援合戦」に臨みます。
団長・副長が考えた応援を、各組で練習して発表。黄色組はまとまりのある応援となったものの、惜しくも3位で第5競技「大玉送りリレー」へ進みました。子どもたちから大人へと大玉を送っていきますが、ボールの扱いに悪戦苦闘しながらも、黄色組は4位でフィニッシュ。逆転優勝に向け、チームが再団結して、残りの競技へ挑みます。


第6競技は「浦和レッズ後援会プレゼンツの◯✕クイズ」。運営委員メンバーが頭を悩ませながらも作り上げた難問に、参加者が挑みました。全6問を終えて、全問正解をしたのは約30名。黄色組メンバーも見事に勝ち残っており、たくさんのポイントを獲得しました。
続いては第7競技「綱引き」。小学生の部、大人の部などに分かれて実施しました。本気の綱引きは、どの対決も大接戦。応援にも熱が入っていました。


そして、最後を飾ったのは第8競技「デカパンベストイレブンリレー」。各組の精鋭メンバーが2人一組となってデカパンツをバトン代わりにリレーをします。二人の息の合った走りやデカパンツのスムーズな受け渡しが勝敗のポイント。「走るのが早い!」「あと一人を抜けば1位」と、応援もどんどんヒートアップしていきます。
各組の子どもたちは走者と一緒になって、レーンの内側を応援しながら疾走する、まさに全力応援。「レッズランド全力大運動会2025」のラストに相応しい白熱のレースが繰り広げられました。

最終順位は1位黒組(58点)、2位白組(49点)、3位黄色組(44点)、4位赤組(40点)。黄色組は惜しくも3位という結果に。悔しさが残りながらも、参加者には満足げな表情が広がっていました。見事に優勝した黒組には、トロフィーとお菓子がプレゼントされ、今回の「レッズランド全力大運動会2025」は無事に終了。
「疲れたけど、楽しかった!」「また参加したい」とたくさんの声が聞こえました。子どもも大人も全力で笑い、全力で楽しみ、全力で駆け抜け、スポーツの日にふさわしい1日となったようです。

「レッズランド全力大運動会2025」の舞台となったレッズランドは、地域密着型のスポーツ施設として2005年に開設。地域・企業・学校などと連携を深めながら、今年7月に20周年を迎えました。誰もがスポーツを楽しむ場を目指す中で、大人も子どもも全力で夢中になる「レッズランド全力大運動会2025」は昨年に続き2回目の開催です。
安心・安全な進行・運営には、今回も多くのスチュワードの皆さまや地域のスポーツ少年団、「レッズランド育みパートナー」企業の皆さまからの協賛など、多くのご尽力とご協力があります。本当にありがとうございました。
浦和レッズ後援会は、今後もレッズランドとともに地域を盛り上げ、子どもも大人も元気に、笑顔にするさまざまなイベントを開催予定です。皆さまのご参加をお待ちしています!
【レッズランド全力大運動会2025 プログラム】
【午前の部】
◇入場行進
◇開会式
◇競技
①全力決起集会
②玉入れ
③ジャンボバトンリレー
【昼食休憩】
◇中間発表
◇昼食
◇自由参加競技
・パン食い競争
・全力だるまさんが転んだ
【午後の部】
◇競技
④超全力応援合戦
⑤大玉送りリレー
⑥浦和レッズ後援会プレゼンツ全力〇×クイズ
⑦綱引き
⑧デカパンベストイレブンリレー
◇表彰式・閉会式

最後に…
2005年に開設したレッズランド。実はこの年は、まだ“仮オープン”だったそうです。
そして20年経った今も、グランドオープンの日は決まっていないとのこと。中には「一生グランドオープンはしない」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
今日の全力大運動会では、たくさんの笑顔があふれ、勝利を目指して全力で取り組みながら、互いを称え、リスペクトし合う姿が数多く見られました。
そんな豊かな心を育んでくれる場所こそがレッズランドであり、全力で参加する皆さん一人ひとりが、その価値を高めてくれているのだと感じます。
レッズランドがいつグランドオープンを迎えるのか——。
もしかすると、それはあまり重要なことではないのかもしれません。
むしろ「一生グランドオープンしない理由」が、今日少しだけ分かったような気がします。
浦和レッズ後援会は、浦和レッズが運営するレッズランドが、地域のみなさんとともに展開するこうした活動に関われることに感謝し、これからもレッズランドとともに歩みながら、笑顔とつながりがあふれる場所を、皆さんと一緒に育てていきたいと思います。
(写真提供:レッズランド、URAWA REDS)